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日本大学 生産工学部 マネジメント工学科水上 祐治

先生

日本大学生産工学部マネジメント工学科・大学院生産工学研究科准教授。近年注目されている、論文などを公開情報(ビッグデータ)をもとにした大学や研究機関の分析(研究IR)を得意とし、国内外で精力的に研究発表をおこなっている。

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水上 祐治先生の記事は、LABOナビ進学の16,17Pに掲載されています。

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水上先生の研究内容について教えてください

ここ数年力を入れているのは、ビッグデータを統計分析する技術を使い、研究室の業績を「見える化」するために新指標を作成し、研究者の「働き方改革」に役立てる研究です。実はそれぞれの研究者が専門以外のどういった分野と協力しているかを示す方法は今までなかったですね。それを図や数字にして視覚化するのが私の研究で、つながり深い分野はどこか、協力していない分野はどこかといったことが一目でわかるようになっています。

学生を指導する上で大切にしていることは何ですか

学生にはデータを切り分けて、例えば自動車分野ではどうか、宇宙科学をもっと細かくみていこう、というふうに母体を変えて事例を増やして研究させています。コンピューターで論文の分野を自動判別させる処理を担当している学生もいます。身に付けてほしいのは、ビッグデータから意味ある数字を導き出す力(計算機統計分析)と、それを解釈して経営に結び付ける力(経営戦略)。学生にはすぐ答えを教えず、彼らが自分で考え主体となるように指導しています。

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