金沢大学 環境調和プロセス物性研究室
研究室の紹介Laboratories
当研究室では、「持続可能なモノづくり社会を目指して、環境負荷の低減化に向けた新たなプロセス開発」を実現するために、新規なグリーンプロセス (Green Process) の技術開発に関する研究をすすめています。環境保全の観点から、これからの化学プロセスには、環境負荷の大きい有機溶媒から、二酸化炭素や水など天然に存在する物質に代替化することが重要です。
「面白いな、すごいな、なるほどなといった現象やその状態を生かしたプロセスの可能性」にこだわり、本研究室の最近の研究課題は主に(1)超臨界二酸化炭素を利用したプロセス技術(2)イオン液体を利用したプロセス技術(3)リチウムイオン電池による蓄電プロセス技術(4)分子シミュレーションを用いた物性推算システムの開発であり、これらの課題に関してに関して学生教育に重点をおいて研究活動を行っています。そのほか、化学、バイオ、材料などさまざまな領域での基礎~応用に向けて取り組んできています。