「九州大学には、世界有数の電子顕微鏡があります!!」を取材に行ってきました♪♪
こんにちは。SI福岡営業部です。
4月6日に、九州大学 超顕微解析研究センターにお伺いいたしました。
九州大学には、世界有数の電子顕微鏡があり、世界で10台程度しかないのが、この九州大学の超顕微解析研究センターにあるのです。
どれぐらいの大きさというと・・・・
こんなに大きいです!これ全部電子顕微鏡なのです。
この電子顕微鏡、加速電圧が1 MVと高く0.01mmの超部厚い試料でも電子が透過でき,内部構造が観察できる、日本で唯一のΩ型フィルタ搭載の超高圧電子顕微鏡なのです。
日本で1台!! Ω型フィルタ搭載の超高圧電子顕微鏡が、九州大学にあるのです。
しかもこの施設がすごいのです。
この大型装置なんと空気で浮いているのです!!電子顕微鏡は、振動あるとダメということで、こういった仕組みをとっているようです。
世界有数の電子顕微鏡で、研究をしてみたい方は、ぜひ九州大学 超顕微解析研究センターに来てみてください。
この施設には、電子顕微鏡がまだまだあります。
・広電圧超高感度原子分解能電子顕微鏡
原子が1個まで見ることができる顕微鏡です。
電子の加速電圧を200 kVから30 kVまで下げても原子が見えるのが特徴です。
原子が見えるというのがすごいですね。
・ホログラフィー電子顕微鏡
この装置は高校物理の教科書に登場する電子の二重スリット実験を行った外村彰先生が使っていた特殊な電子顕微鏡ということです。
・収差補正走査/透過電子顕微鏡
・デジタル電子顕微鏡
それ以外にも、電子顕微鏡が多くあります。
一番驚いたのは、やはり、一番初めの超高圧電子顕微鏡がかなりの大きさでビックリいたしました、世界で10台程度しかないというのもビックリです。日本の大学でも5大学しかなく、九州地区では、九州大学だけなのです。電子の世界をのぞいてみたいという人は、ぜひ九州大学 超顕微解析研究センターに聞いてみましょう!!
より詳しくという方は、施設のホームページをご覧ください。
九州大学 超顕微解析研究センター
http://www.hvem.kyushu-u.ac.jp/