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受験や入試に向けた高校生活の過ごし方

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受験や入試に向けた高校生活の過ごし方

高校生活の3年間は思っているよりあっという間に過ぎ去っていきます。
気づいたら受験の時期に入ってしまい、その時点から勉強を開始しても遅いのです。
目標の社会人生活を送るためには、必要なスキルやどのような進学先を選ぶかが受験に成功するカギとなってきます。
早くやればやるほど、とりかかりが遅い人との差をつけることができます。
高校1年生からしっかりとした目標を掲げ準備していきましょう!

「Benesse教育研究開発センター高校データブック」によると、
高校生の1日あたりの授業以外の平均学習時間は、
高校1年生:平均0.9時間、
高校2年生:平均1.1時間
高校3年生:平均3.6時間
です。

高校1年生のうちから2時間以上勉強する人は10%ほどしかいないので、1年生のうちに2時間勉強することで90%の学生に差をつけることができます。
また、早いうちから勉強する習慣をつけることで高校3年生の受験期になっても勉強が長続きするのです。
高校生活において、部活などの勉強以外で学べることも重要ですが、少しでも早くからの勉強習慣をつけていくことをオススメします。

じゃあ高校1年生から具体的に何をすればいいの?

【高校1年生】

高校1年生の段階では、まだ入学して間もないので新しい環境に対応するので精一杯かと思います。
新しい環境に慣れながら、高校3年生までにやりたいこと、今後何をやりたいのかを見つけることが重要なポイントです。
先輩や先生、オープンキャンパスに参加するなど積極的に選択の幅を広げて将来自分のやりたいことを見つけましょう。

ある程度自分のやりたいこと、学びたい分野を見つけることが出来たら、次は学習スタイルの確立です。
大学受験の勉強はさあやろうと始めても長続きはしません。
さらに大学受験を意識してしまうと焦ってしまい、勉強に対してストレスを感じることも多いです。
高校1年生では短い勉強時間でも継続して毎日できるように習慣作りをしていくことが重要です。

また、高校2年生からは文理選択が始まるので、文系・理系どちらのコースを選択するかを学びたい分野から考えてみましょう。
文理選択でのポイントは、「数学が苦手だから文系」、「国語が苦手だから理系」といったように苦手な分野を避けて選択するのはおすすめしません。
なぜなら、苦手を避けて選択する人は文理どちらに進んでも新しい科目で苦手な分野が出てきた場合に勉強が続かないからです。
長続きするためにも苦手なものを避けるより、将来自分がやりたい仕事や興味のある学問が文理どちらで学べるのかで考えるようにしましょう。

【高校2年生】

高校2年生では、基礎学習の土台を固め、苦手分野と向き合いましょう。
2年生のうちに苦手を克服できるかどうかで、志望校合格への難易度が変わっていきます。
みんなそれぞれ苦手科目があります。
どうしても苦手な科目や分野は避けがちです。
しかし、その中で苦手科目を克服することによって、ライバルたちに差をつけることができるのです。
2年生のうちはまだ時間に余裕があるので、自分の苦手科目としっかり向き合うことをオススメします。

また、オープンキャンパスで大学見学を行い、先輩や先生などに話を聞いて、1年生よりも具体的に自分が将来やりたいことを学べる大学や学部学科について調べましょう。
具体的な志望校が決まったら受験に必要な科目を洗い出して、進学に向けて受験計画を立てましょう。
まだ時間に余裕がある2年生なら、1年生で受験対策が何もできなったとしてもまだ巻き返しが可能です。
2年生では、苦手範囲を含めた基礎固めと進路を明確に決めることがポイントです。

【高校3年生】

高校3年生になってからの受験期間はおよそ10ヵ月です。
受験勉強が本格化するので今まで勉強を始めてなかった人も受験モードに入ります。
そのため模試などの成績が下がることもありますが、1年生2年生で対策をしっかり対策を行っていれば焦ることはありません。
勉強の習慣が身についていれば、何もしていなかった人と比べてストレスも少ないはずです。
3年生では志望校入試に向けて勉強計画を立てて、徹底的に勉強を進めましょう。
「夏を制する者は、受験を制す」と言われるように、特に重要なのが夏休みです。
時間に余裕ができる夏休みに何も考えず勉強するのと時間単位で計画を立てて勉強するのでは効果が全く違います。
まとまった時間の取れる夏休みに基礎固めと苦手教科克服に励みましょう。

ここで注意したい点は勉強詰めにならないことです。
適度な休憩がなければ効率が上がりません。
自分に合ったリフレッシュ方法を見つけて、無理のない勉強スケジュールで受験勉強に取り組みましょう。

受験は直前の勉強だけでは絶対にうまくいきません。
自分の行きたい大学ややりたい職業を見つけ、早めに準備することが重要です。
今まで勉強をしていなかった人は今日から早速取り組みましょう。
受験シーズンは成績の伸び下がりもありますが、受験時に頑張った経験は最終的に大きな結果に繋がります。
後で後悔のない納得のいく高校生活を送りましょう。

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