コラム 『大学生の一人暮らしについて』
Column
『大学生の一人暮らしについて』
大学生になる喜びと一人暮らしの不安で胸がいっぱいになりがちなそんな方へ向けて、大学生が一人暮らしをするメリットや一人暮らしに掛かる初期費用、生活費の目安をご紹介します。
大学生が一人暮らしをするときのメリット
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家事の習慣が身につく
一人暮らしをする上で必要不可欠なのが家事です。
これまでは、両親がやってくれていたという方も多いと思います。
実際に大学生になって一人暮らしを始めた時に初めて「家事の習慣」というものが身につく人が多いと思います。
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大学に通いやすく勉学に励みやすい
一人暮らしの住居探しは、大学周辺の物件を探す方が多いと思います。
通学路を考慮して物件を探すことで、大学へのルートが確かなものになり、通学時間を減らすことで勉学に勤しむことが出来ます。
移動時間が短くなってアルバイトやサークルに行きやすくもなります。
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他の人よりも早く自活能力が身につく
大学生が一人暮らしを始めると最初に当たる壁は「自分でしなければ生活していけない」となることです。
ゴミ捨てや清掃、食事の準備や各費用の支払いなど、生きていく上でやらなければならない自活行為が自然と身につくようになります。
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友達を呼びやすい
大学生は人生の夏休みという言葉もお聞きしますが、勉学のみで大学生活を終えるのも少し味気ないというもの。
大学近くの物件であれば友人を呼びやすく、またそれを元に友人ができやすいという大きなメリットがあります。
大学生は勉学が本分とは言え、交友関係を広めるのも社会人になるための第一歩だともいえるでしょう。
大学生が一人暮らしをするときの初期費用の目安と内訳
学生の一人暮らしも多い東京都内の世田谷区では、1Rのアパートが月額6.35万円、マンションが7.4万円ほどとなっています。
地方により差はありますので、事前に確認しておく必要があります。
平均して、5~7万円の家賃に住む方が多いようです。
引越しの際の初期費用は、敷金、礼金、仲介手数料、火災保険料などがかかり、上記金額をもとにすると、目安として、30万円ほど必要な場合が多いです。
最近では敷金や礼金を必要としない物件も増えてきています。金額が掛からないケースがある一方で敷金や礼金の費用が2ヶ月分必要とするケースもあるなど、様々な物件があるため注意が必要です。
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家具家電の初期費用
最近ではテレビを見ない方も多くなりつつあり、自炊をしない方であれば、炊飯器の購入も減らせるなど、より費用を抑えられる傾向にあります。1式の平均は10万円前後で揃える人が多いようです。
一方で家具家電付きの物件は、条件が同程度のものと比較すると2~3割ほど相場が高くなる傾向です。
そのため、大学生活を送る上で数年暮らすことを前提にするなら、備え付けよりも自費で家具を購入したほうが安くなるのは言うまでもありません。
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大学生が一人暮らしをするときの生活費の目安
食費や家賃、交通費、日常費など合わせると、1か月あたり約12万円が生活費としての目安のようです。
一人暮らしは、様々な経験を得られる反面、費用もそれなりにかかりますので、そのあたりも含めて、大学選択の条件も考慮しておく必要がありますね。