受験勉強に使えるスマホの正しい使い方
Column
受験勉強に使えるスマホの正しい使い方
一般的に受験生にとってスマートフォンは勉強時間を削ってしまう良くないツールという認識があります。
しかしそれは日頃から計画性のない使い方をしているからではないでしょうか?
スマートフォンを使うときに自分の中でルールをしっかり決めておくことで、時間喰いツールどころか、却って勉強をサポートしてくれる強力な武器になります。
学習用YouTubeチャンネルの活用
勉強が「苦手」「嫌い」という人は多いと思いますが、それはもしかすると、まだ勉強の楽しさに気付けていないだけかもしれません。
たしかに試験の勉強などは暗記が多いのも事実。暗記をひたすら続ける勉強法は、大人でさえ退屈に感じるものです。
しかし、現在のあなたたち高校生は恵まれていると言えます。それはなぜかというと、勉強の楽しさを発見するためのツールがまさにいま手元にあるからです。
それじゃあどうしたら勉強が楽しく感じられるの?ということになるわけですが、ここでみんな大好きYouTubeを活用するのです。
「え、YouTube?」と怪訝に思われた人もいるかもしれませんが、YouTubeは使い方の意識さえ変えてしまえば、そこには知識の宝庫となる情報で溢れています。
YouTuberの面白可笑しいチャンネルを見るのもいいですが、その時間を少しでも勉強に関係のある動画を見る時間にシフトしてみてください。
検索するワードは、今日授業で習った言葉でも構いません。そこには、教科書だけでは決してわからない世界が広がっています。
実際にYouTubeで勉強してみると自分には関係ないと思っていた問題が身近に考えられ、学習することの楽しさがわかるかもしれません。
こうした動画をきっかけにして、勉強することの楽しさを身に付けていってください。
学習アプリの活用
いまや、スマホ一台で勉強ができる時代です。一昔前までは考えられないことでした。これを活用しない手はありません。
有名なのは英単語を覚えるアプリや、勉強時間やスケジュールを管理・記録できるSNSアプリなどです。自分のステータスがひと目でわかるとモチベーションUPにもつながりますし、ゲーム感覚で取り組める学習アプリはやる気を引き出してくれます。
参考書などが開きづらい通勤電車でのスキマ時間にこうしたアプリを活用することで、習慣化し勉強に対する苦手意識も薄れていくのではないでしょうか。
日課にしてしまえば、意外に淡々と学習できるものですよ。
勉強中のLINEの返信は時間を決める
受験勉強で一番気になってしまうのが、おそらくLINEの存在でしょう。
友達からの返信が秒単位でやりとりされ気が付けば一時間が過ぎていた、なんてこともザラですよね。
さらに、既読無視してしまうと「人間関係に影響が出るのでは?」と不安になったりすることもあるでしょう。
このようなLINEの呪縛から解き放たれるための方法としては、「自分ルール」を決めるのがオススメです。そしてルールを決めたら、仲の良い友達などには事前にそのルールを共有しておきましょう。
例えば、「設問を1つ解いて、答え合わせと解説を理解するまでは、返信しないからね!」というふうにルールを決めて、それを友達にも伝えておくのです。すると、返信がなくても「ああ、いま彼女は設問に取り組んでいるんだな」と思うと既読無視も気にならないですし、こちらも負けじと勉強に身が入ります。
このようにルール(友達との約束事)を決めておくことで、切磋琢磨しあいながら机に向かうことができます。
まとめ
インターネットで「受験生のスマホの付き合い方」を調べると、多くの場合「受験生はスマホを触らないほうが良い」「電源を切っておこう」といった情報が目立ちます。
しかし、悪いのはスマホではなく、その使い方に問題があります。私たちがスマホと上手な付き合い方をマスターすることで勉強に役立つ道具へと変身します。
ぜひこれを機にスマートフォンの日頃の使い方を見直し、メリハリをきちんと付けて勉強に役立つ使い方を心がけましょう!