新入生歓迎会のある研究室
Column
新入生歓迎会のある研究室
入学して間もない新入生を歓迎する会、略して「新歓」とも呼ばれる新入生歓迎会。 大学生活が始まったばかりのみなさんは、さまざまな不安と期待の入り混じった気持ちで毎日を過ごしていることでしょう。 そんなみなさんを歓迎する意味で開かれる新入生歓迎会は、大学の先輩や学部の教授、サークルに所属すればサークルの先輩たちが主催してくれる交流会の一種です。 学年の違う先輩や大学の教授、そして同級生の人々と交流できる貴重な機会となっているので、積極的に参加してみることをおすすめします。 今回はそうした新入生歓迎会の中身について詳しくご紹介したいと思います。
新入生歓迎会とは
まだまだ緊張している新入生にいち早く大学に馴染んでもらおうと、大学やサークルの先輩、教授との親睦を深めあう目的で開催されるのが新入生歓迎会です。 みなさんが入学してくる春先に行われるため、外に出て花見をしながらご飯を食べたり、体を動かすレクリエーションなどをしたりする楽しい学外イベントです。 また、山への合宿や大学への泊まり込みなど、日頃なかなか体験できない特殊なイベントを用意している新入生歓迎会もあるので、自分の大学ではどんな新入生歓迎会が行われているかチェックしてみましょう。
メリット
友達が増える
やはりこの時期はなによりみんなが友達を探している時期でもあります。ですから同学年の友達を作りやすいというメリットがあります。 新歓で出会った友達と一年後も付き合いが続いているという学生も数多くいるそうです。 また、教授に顔を覚えてもらうことで今後の授業などで質問がしやすくなるでしょうし、先輩とのコネクションを持っておくことは後々の就職活動などでアドバイスがもらえたりするかもしれません。 ちなみに新入生同士でカップルが誕生するのも、この新入生歓迎会がきっかけだったという学生も多いようです。 大学デビューを果たしたい、彼氏彼女が欲しいと思っている男女がそれだけ多いということかもしれませんね。
参加費無料
基本的に新入生であれば、新入生歓迎会の費用は発生しません。(大学側や主催者側が負担してくれる場合がほとんどです) 四月はなにかと出費が嵩んだりして、仕送り等で生活している新入生は苦しい時期でもあります。そこで食事付きの新入生歓迎会を頻繁に利用することで食費を浮かすこともできます。
注意すること
お酒は二十歳になってから
すでに二十歳を迎えている新入生はよいですが、まだ未成年である場合、お酒を勧められても丁寧に断りましょう。一度断れば無理強いしてくることはないので、その場の雰囲気だけ一緒に楽しみましょう。
勧誘行為に用心
基本的に大学、学部教授、サークルが主催している新入生歓迎会は安全ですが、稀に学生だけで主催しているものの中には、怪しい勧誘をしてくるものもあるのだそうです。 ですから、ちゃんと主催がどこなのか、信用できる相手かどうかを見極めてから参加しましょう。もちろん、悪意のないサークルの勧誘などもあるので、それに加入するかどうかは自分の判断で自由に決めてください。
まとめ
新入生歓迎会は一回きりの行事ではなく、それぞれ違う主催者が企画している行事になります。ですから、大学が主催するものや学部教授主催のもの、サークル主催のものなどさまざまありますので、色々な会に積極的に参加してみることをおすすめします。 あまり乗り気でなくても、一度は経験しておくのも楽しいですよ。